とびひの治療期間とおもな原因保菌部位である鼻について

とびひの治療期間とおもな原因保菌部位である鼻について



小児の皮膚に次々と湿疹が広まる「とびひ」についてその治療期間と原因となる保菌部位“鼻”についての報告をいくつか調べてみました。




“とびひ”の原因菌はブドウ球菌や溶血性連鎖球菌といわれる常在菌であり、あせもや虫刺され、湿疹などを引っ掻いて傷ができた部位に細菌が侵入することで発症すると言われています。


細菌が原因菌ですので抗生物質が有効です。海外の報告ですが、ゼビアックスクリーム(日本国内ではニキビの治療薬としてローション製剤が使用されています)を塗布したところ、2日目より効果が現れ、5日後には92%の方で効果が確認されています。

ゼビアックスクリームと同じ分類(ニューキノロン系)に属し、国内でよく処方されるアクアチムクリーム・軟膏もブドウ球菌に対して効き目がよい抗生剤となっています。



国内外の“とびひ”に関する報告を読んでみると、原因菌の運搬方法として候補にあがっているのが“鼻周囲を触った手でかゆい部分を引っかく”ことで鼻周囲(鼻の穴)に生息していたブドウ球菌が患部に運ばれて繁殖し“とびひ”を引き起こすと記されているものを多く見かけました。



場合によっては感染源となる鼻腔に抗菌剤を塗る(鼻の穴にアクアチムクリームを塗る)ことが拡大防止につながると記しているものもありました。また、次々と“とびひ”が発生する場合は抗生物質の飲み薬が処方されるケースもあり、クラバモックスや第三世代のセフェム系抗生物質が処方された報告も確認しました。

とびひに対してゼビアックスクリームは塗布後5日で十分な効果



impetigo-ointment
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まとめ


  • とびひは細菌感染が原因

  • 皮膚を清潔に保つことが予防対策となる

  • 皮膚をひっかかない

  • 爪を短くきる

  • 鼻の穴に感染源があり原因となることが多い(原因菌が鼻の穴にいることがある)

  • 鼻をほじらない

  • 場合によっては鼻の穴や鼻の下に抗菌剤を塗って対処する

  • とびひ罹患者が使用したタオルや衣類を共有しない

  • 抗菌剤は5日ほど使用すると効果的

  • 良くならない場合は内服の抗菌剤が処方されることもある

  • とびひ=伝染性膿痂疹(でんせんせいのうかしん)という

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