クレナフィン爪外用液を塗ってから乾くまでの時間について

クレナフィン爪外用液を塗ってから乾くまでの時間について



先日、「クレナフィンを爪に塗ったらどれくらいで乾きますか?」
という質問を受けました。詳しくお話を伺ってみると、クレナフィンを爪に塗った後に靴下を履くために、乾くまでの具体的な時間が知りたいということでした。


25℃の条件下で実際に試してみたところ、クレナフィンを塗布した直後は爪表面がクレナフィンの膜によってテカテカと光った感じになります。しかし5分ほどでテカった感じはなくなり10分も経過するころにはクレナフィンを塗布していない爪と比較して区別ができない程度に乾燥することがわかりました。(温度や湿度により異なることがあります)



クレナフィン塗布後の乾燥については、クレナフィン爪外用液に含まれる添加物“エタノール”や“ジブチルヒドロキシトルエン”などが気化しやすい性質があるために、塗布後5~10分程度で乾燥したものと思われます。またクレナフィン爪外用液の容器の先端に刷毛(ハケ)がついているために、爪表面に均一に塗布することができるため、 “液だまり”ができないということも乾燥を早める一つの要因に思われました。



次に、塗布後のクレナフィンが、爪にどれほどしっかり吸着しているかを確認してみました。爪は“ケラチン”というタンパク質で構成されているのですが、クレナフィンのケラチンに対する吸着率は85.7%となっており、5回の洗浄操作によってケラチンからクレナフィンが剥がれる率は46%というデータがインタビューフォームに記されています。このことから、クレナフィンは爪にくっつくとはがれにくい性質があることがわかります。





clenafine
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ただし、実際に爪の厚みを考慮すると、爪の層に浸透(透過)するためには10~14時間ほどの時間をかけてゆっくり浸透していきますので、塗布したクレナフィンを意図的に拭い取ることは避けてください。加えて、クレナフィン爪外用液を使い始めて1日、2日経過した程度では爪に染みこんだクレナフィン濃度は十分な量とは言えません。最低でも2週間ほど塗布し続けることで十分な濃度(定常状態)に達して水虫に対する殺菌治療が開始するという感じです。(そこから継続塗布することで爪白癬の治療を継続することになります)

まとめ


・クレナフィン爪外用液を塗布後5~10分ほどで乾く



・クレナフィンの爪ケラチンに対する吸着率は85.7%



・爪にくっついたクレナフィンは剥がれにくいものの、5回の洗浄で46%は剥がれてしまう



・塗布したクレナフィンは10~14時間かけて爪の層に浸透していく



・2週間ほど毎日クレナフィンを塗布することで定常状態(安定した殺菌効果)が期待できる

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